Kofax RPAを日本語にしよう

Kofax RPAは、もとは英語表示になっていますが、日本語表示に変更することもできます。そうすれば、開発ツールの Design Studioも日本語で使うことができ、ヘルプも日本語で読むことができます。

そして、日本語化のためにやることはたった1つ!

設定ファイル(拡張子が.confのファイル)をテキストエディタで開き、4か所置換して上書き保存するだけです。とても簡単ですが、ユーザに管理者権限が必要な作業になります。

※管理者権限がよく分からない方は、インターネットで「Windows 管理者権限」と検索してみてください。


日本語にする手順

(1)Kofax RPAをインストールしたフォルダにある、binフォルダを開きます。
設定ファイルの名前は、common.confです。

Kofax RPAをインストールしたフォルダ

(2)失敗しても復元できるように、common.confをコピーしておきましょう

(3)common.confをテキストエディタで開き、以下のとおり置換して上書き保存します。

 ※上書き保存が上手くいかない場合は、一旦デスクトップに保存してからcommon.confファイルを置き換えると上手くいく場合があります。

《19行目》
置換前 : wrapper.lang=en_US # en_US or ja_JP
置換後 : wrapper.lang=ja_JP # en_US or ja_JP
《63行目》
置換前 : wrapper.java.additional.2=-Duser.country=US
置換後 : wrapper.java.additional.2=-Duser.country=JP
《64行目》
置換前 : wrapper.java.additional.3=-Duser.region=US
置換後 : wrapper.java.additional.3=-Duser.region=JP
《65行目》
置換前 : wrapper.java.additional.4=-Duser.language=en
置換後 : wrapper.java.additional.4=-Duser.language=ja
《19行目》
《63行目~65行目》

(4)Design Studioを起動して、メニューやヘルプが日本語表示になっていることを確認してください。

万一、起動しないなどの不具合が発生した場合は、common.confファイルをコピーしておいたものに戻してください。


これで、KofaxRPA を日本語にすることができました。


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